ウォルピとスキナーの行動療法を徹底解説~キャリアコンサルタント量産計画

論理療法(認知行動カウンセリング)

認知行動カウンセリングとは理論に基づいて、行動を修正する行動療法
認知を修正することで症状を改善させる認知療法を統合したカウンセリング手法です。
今回は行動療法について解説します!二人まとめて行っちゃいましょう!

今までのカウンセリング理論との違い

漢字の文字通り

人の話をよく聞こう!来談者中心カウンセリング
人の精神を分析して何を考えているのか暴こう!精神分析カウンセリング
実際の行動や認知を観察して修正しよう!認知行動カウンセリング

といった3つの主流の三番目です。
普段から行っている自分の行動や思考のクセを整えていくような療法です。

認知行動カウンセリングは「行動療法」「認知療法」があわさったもので、

では「行動療法」から、

行動療法

パブロフの犬って知っていますか?

エサくれー

犬に餌を与えるときに毎回ベルを鳴らしてから、与えるということを繰り返しつづけると、
ベルを鳴らすだけで犬がよだれを垂らすようになるという実験。

これは「古典的条件付け」といわれており、学習が成立したあとでおきる条件反射の一例です。
このように日々の人間の行動は、習慣・日々の暮らしのなかの学習で身に着けた学習理論
もどづいて行われます。

問題行動も学習して身に着けたクセです、
例えば不安を感じるとつい爪を噛んでしまうなどは生まれたときからの習慣ではなく、
毎日のくらしのなかで積み重なった習慣・学習の結果だと考えます。

いっつもケツふいたトイレットペーパーについた
君を眺める癖があるんだ

どうやって身に着けたクセかは知らないけど
あんまり見つめないで

そんな、問題行動を起きないようにする技法が系統的脱感作法シェイピング法

ウォルピの系統的脱感作法

名前がややこしいんじゃい!

区切るとこが重要で
「系統的」「脱」「感作」「法」
順序立って、(系統的)繰り返される刺激(感作)によって
クセから脱出しようってこと!

これを開発したのはウォルピという精神分析家。
この人もフロイトに影響を受けた人物です。

精神分析家ってみんな怖い顔してる、、、

行動療法の二人はどっちも怖い顔だよ!
なんたって強制的に癖を直そうとするスパルタ型だからね

どんな印象ですか?
私はきつい、スパルタな印象を受けました。
というのもウォルピが開発した系統的脱感作法は結構スパルタです!

系統的脱感作法

方法は
問題になっている反応とは逆の反応を提示して反応を抑制すること。
恐怖を解消したい場合には、
まずリラックスした状態に持っていく
→恐怖を感じる程度が一番低い対象に暴露する
→恐怖を感じなくなる
→恐怖のレベルを一段階ずつ上げていく

を繰り返します。

うーむなんかしっくりこない表現になってしまいました。

たとえば

高所恐怖症の例で例えると
高所恐怖症のひとをプールの飛び込み台に連れていきました。
その飛び込み台には高さ5段階の高さがあります。
大好きな音楽などをきかせてリラックスさせます
→十分リラックスした状態で飛び込み台の一段目に立ってみます
→そこでも音楽を聴いてリラックスさせます
→十分リラックスできるようになったら次の段に

挑戦を繰り返す

ということ

つまり、克服するために無理やり、やらせ続けて、無理やりリラックスさせ続ける。

もう一つのシェイピング法

スキナーのシェイピング法

これはスキナーが開発した技法です。
逐次接近法とも言われてます。

ウォルピの系統的脱感作法とは違い、褒めて伸ばすタイプの優しい人

逐次接近法

目標とする行動を獲得するために、
その行動と同じ方向性を持つより小さい目標を設定して
本来の目標に近づけていく方法です。

小さい目標が達成されるたびに褒めるなどして徐々に伸ばしていく。

子どもにニンジンを食べさせたい!
カレーに細切れに入れて食べさせる→褒める→うれしい!
今度はカレーにごろごろのニンジンを入れて食べる→褒める→うれしい!
もっと褒められたい!次はビーフシチューにニンジン入れて食べてみよう!→褒める→うれしい!

これはスキナー自らが考案したオペラント条件付けを基礎としています。

オペラント条件付け

オペラント条件付けとは自発的な行動を起こしたことによる結果によって、
その行動の頻度が変わるというもの。
行動の結果が報酬であれば、もっとやるように行動する、行動の結果が罰であればやらないようにする
って学習していくことです

子どもに掃除をさせたいのであれば、
まず簡単なごみを拾うことから始める
ごみを拾ったら褒める。
→褒めることで、ごみを拾うことが役に立つ結果をもたらすことを理解する
→その行動の頻度が上がる
→次はごみをゴミ箱に入れるまでを目標とする
→出来たらまた褒める
→また行動の頻度が上がる

など褒めて伸ばしていく方法です。

このように行動療法は人の行動を修正する療法です。